ペルソナ5の話

ペルソナ5、ネタバレしかない。

persona5.jp

GWくらいには二周目も終わっていたのですが、書きそびれていました。

 

ペルソナシリーズは名前だけ聞いたことがあって、ゲームシステム含めて事前知識ゼロから始めました。

全体通して思うのは、ひたすらにスタイリッシュ・お洒落・格好いい、そのあたりですね。

 

戦闘システム

戦闘での総攻撃あとの一枚絵が特に顕著。あの絵が何度見ても飽きない良さ。それぞれの台詞が入っているのと、画面に黒多めでコントラストが効いているのが非常に格好いい。コントラストは総攻撃に限った話ではなく割とゲーム全体でそうだった気がします。総攻撃だけでなく、カットインの方もいい。いちいち格好いいから困る。剣の舞とワンショットキルと八艘飛びあたりのSEがやっていて気持ちよかった。八艘飛びでゴリゴリHPバーが削れていくの楽しい。

二周目の双子にも総攻撃が用意されていたのは芸が細かいなあと思いました。書いてある台詞が”Don’t be so cocky”だったり。

一般戦闘のBGMに歌詞が付いているのがお洒落。歌詞が付いているのにずっと聞いても飽きないのですごい。

ボスの曲もイントロのドラムが好き。

ネットワークつないでいるとほかのプレイヤーがどういう行動を取ったかわかる中で、平均レベルも書いてあったのだけど、11月以降に跳ね上がっていたのはインフルレベリングのせいなんでしょうか。

 

ペルソナ

ペルソナの処刑は私からすると完全にドラゴンクエストモンスターズの配合でした。いやかなりまんまあれですよね?それぞれ種族とランクの掛け合わせで次が決まってスキルが引き継げるシステム。複数体の同時処刑で…ってところは四体配合だ!ってなっていましたし。一周目はゲームシステムへの理解が遅かったせいでコープ開放がほぼできずにストーリ上Lv10になる愚者とかだけ最後のペルソナが作れた状況でした。ヴィシュヌは普通に強かったのですが。

二周目はちゃんとやったので一通り開放して、サタナエルまでは作れました。

全種類に一定量の解説が付いていて良かった。(解説というか出典?) 

スキルで言えばサタンが大氷河期、ルシファーが明けの明星になっている辺りちゃんとこだわっているなあと思いました。

仲間のペルソナが”盗む”をテーマにされていて、ルパンやキャプテンキッド石川五右衛門あたりはわかりやすかったですね。それぞれのキャラクターに合った元ネタを持ってきていてすごい。勿論知らなかったものもありますけれど。

覚醒後はトリックスターということで。斉天大聖とスサノオまでは予想が付いていた。ネクロノミコン→プロメテウスという叡智で繋がっている進化は上手い。3年生の二人が出自を同じくするのも好き。やはり3年生はいいですね。(別のコンテンツの話では?) ストーリー上主人公の覚醒がサタナエルって最高ですよね。(一周目は仲間内ではモルガナしか覚醒しなかったけれど)ちゃんとやっていれば半分くらいは仲間のペルソナが進化している訳で。続々とトリックスターの神へと進化する中、物語の最後に進化する主人公のペルソナがかの有名なサタンという激熱展開。モルガナも言っていましたが、神を悪魔の王が討つなどという綺麗に決まった感じすごい。

2周目はペルソナの購入ができるのに驚きました。強くてニューゲーム状態。

 

物語

主人公たちと同じくらいの年にやっていたら嵌り方がやばかっただろうなあと思いました。勿論楽しめたのですけれど、当時の自分がプレイしていたら…ということはやはり考えますね。

登場人物がアルカナと対応している設定が好き。ペルソナは実質スタンドでは?ネタバレは基本的に踏まずにできたので、モブっぽくない登場人物が出てきたらアルカナはなんだろうって考えながらやっていました。あとコープMAXで解放されるペルソナとか。

仲間加入時のペルソナ覚醒シーンがいちいち好き。双葉の”いかなる謎も…”だったり、春の大見得であったりとか。 

冴のパレスでの”審判” “カジノ” “天秤”が一番決まってる感があった。

あそこの生還トリックも秀逸。

 

個人的にはパレスの主も七大罪と合わせてほしかった気もする。無理に8個にする必要はなかったような?(何か見落としているかもしれない) 班目の段階で知らないのが出て来て誰だおまえはってなっていたので…。8つという定義がある何かがあるんですかね。

最後が怠惰なのはわかる~って感じだった。

 

こういうゲームで私はよくあるのだけど、ラスボスに共感しがち。勿論主人公の視点でプレイしているので、主人公側の心情はわかっているのだけれどラスボスの言い分もわかるという。人類に絶望しがちなのでこうなるのかもしれない。主にTwitter見ていると定期的に人類は滅ぶべきなのでは?ってなりません?

ポケモンXYのフラダリのときも似たようなことになっていました。

 

Revers In the Desertがたぶんこのゲームで一番好きになった曲。シャア…シドウが途中で姿を変える前後で歌詞が付く演出がとても好き。この曲のおかげで絶対こいつラスボスでこのゲーム終わりだと思っていた。(その後の聖杯戦でこの曲を使う必要があったのだろうか…?) 確かに、シドウの第二形態は割と人の範疇を超えていなかったので今までのパレスの主たちと比べると…という点ではあります。なんなら鴨が一番人を超えていたのでは?

統制神ヤルダバオトとの戦闘はラスボスっぽさがRevers In the Desertに比べると薄かったのがやや残念。

サタナエルに進化して徹甲弾撃つシーンの曲(Our Beginning)は旅路の果てって感じで好き。

 

 

コープ

最後の方まで進めて奥村春が一番よかったのですが、一周目は色々足りな過ぎて無理でしたね。独り身エンド。人生か?

二周目は一応ギリギリ間に合ったのでよかった。二周目でギリギリなのは普通に下手なのでは?という感じでしたが。おかしいな…。

某動画サイトで春を振った場合の台詞も見たのですがしんどすぎて無理。なんなら全員の中で一番きつい。

コープの話を進めないまま物語終わるのはなんか違う気がするけど一周目で全部終わらせるのは相当上手くやらないと(攻略サイト辺りを見ないと)難しいというジレンマ。

 

 

10月にマイナー(?)チェンジが出るらしいので楽しみですね。マイナーチェンジで済むのか分からない程度に追加要素があるみたいなのでほぼ別のゲームなのではという感じですが。

3年経ってから出る同タイトルって珍しい気がします。

p5r.jp