ラブライブ!サンシャイン!!2期8話のお話

もしかして初の話数跨ぎのお話。

 

BD4EDMY舞のジャケットで云々といっていたらどんぴしゃでどうやら89話が姉妹のお話という。隔週くらいで黒澤姉妹推しが激しいと思う。いや私は幸せなのですが。

 

海辺での二人の会話が1期への回答としてあったのかな…と。1期では鞠莉さんの「よかったね、夢が叶って」の発言辺りが回収されていませんでしたが、今回その内容がダイヤ本人の口から直接返されていて丁寧な伏線回収です。嬉しい。 

以下主に後半。

 

黒澤ルビィさんの成長が著しいのがメインでしょうか。1期で姉への勧誘を今はまだと止めたところや、MY舞の制作での活躍など強い部分は見えていましたが、ここにきて一気に来た感じがします。

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海辺の姉妹の会話からの怒涛の勢いがすごい。ダイヤさんが手を握り締めたところから、本心を言っていないであろうことを無意識か否か見抜いてあの流れは最強では。妹にしかなせない事でしょうあれ。十分満足しているってたぶん半分くらいしか本心ではないと思うんですよね。ダイヤが言わない弱いことをルビィが代弁しているようにも見えました。当然終わりが来るのは仕方ないし、それはどうしようもないことだけれどそれでも感じる寂寥感を対照的な示し方をする二人ですね。ルビィが自立したことを嬉しい、と述べるダイヤでしたが2期に入ってからずっとそうだった上で、とうとう自身の欲をぶつけてきたということがあそこまで言わしめたのだと思います。f:id:Metamond:20171201111731p:plain

「自慢の妹」も「一段と美人になった」もダイヤが妹の成長を感じた証でしょう。普段、可愛い可愛いと愛でていた妹を美人と称した辺りはその成長を認めたうえでの変化かな、と。

彼女の幸せの一つが妹の成長ならばAqoursが再びできてからどんな想いだったのか、想像に難くないですね。

 

ダイヤが(おそらく視聴者も)感じている成長を示した後に

 

「最後にしなければいいんじゃないかな?」

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これはじめ飴に釣られて捕獲されていた人間の台詞ですか…?永遠に名前を遺そうとするスクールアイドルに相応しい台詞。一番気弱で一番甘い彼女が使うからこそ映えるシーンかなと思います。また、ダイヤが望んでいたことをすぐに再び行っているのもいいですね。

14話の狂言回しだった花丸が述べていた「世界の隅々まで照らせるような輝き」でほかの人をも輝かせようとしている繋がりが綺麗。その代わりといわんばかりに狂言回しさんは割とギャグやっているのはあれですが…。安心しているということでしょうか…。

EDが姉妹でしたが、この話に持ってくるためなら4話も仕方ないなといった感じですね。

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作画の方では、それこそ見せ場になる海辺のシーン以降が綺麗すぎますね。毎回のことですが大丈夫ですか?実質2話構成なら1/2映画って勘違いしてません…?。光の加減が今回も秀逸。イルミネーションは勿論、海辺の夕暮れちょっと前の赤すぎず、青すぎずって空の色とか。涙の表現が多かったですが加えて潤む瞳も。

 

さて明日は9話。